出発

2013年7月25日 木曜日

22時50分。もうすぐ旅の始まりだ。
ずっと腰痛が続いている。おまけに今さっきまで腹痛で下痢。
天気は早々と梅雨が明け猛暑が続いたと思ったら、このところ梅雨戻りの天気になってる。
今朝方も雨が降っていた。昼間は晴れ間もあったが今は曇っている。

7月26日 金曜日

夜中の2時に出発。 空は曇っている。
涼しいし道は空いてるので快適だ。
予定通り、つつじヶ丘→登戸→世田谷通りを小田急線沿いに走り
神奈川県に入って→鶴川金谷入口過ぎの
サンクスで休憩。 3時37分。 

小田原厚木道路に沿った県道は信号、起伏も無いが、
路肩がほとんど無く道も狭いのでスピードを出して走る車が怖かった。
平塚インター辺りでおにぎりを食べる。 6時19分。

7時15分 やっと大磯辺りの国道1号線に入る。
国道1号線は交通量が多く怖い。
歩道を走るがでこぼこがきつい。 二宮辺りで海が見えた。
平坦な道ではなんともないが上りになると早くも左膝裏の外側の筋が痛み始めた。

8時15分 小田原に入ってマクドナルドでのんびり休憩。
日が出てきて暑い。

9時半頃、箱根新道に迷い込まないように旧道へ入る。
緩い登りだがつらい。
箱根登山鉄道 箱根湯本駅手前からぼちぼち自転車を降りて押し始める。
少し歩いては少し乗った。 きつい・・・

道は狭く、上りがきつく、車が多い。しかも大型バスがガンガン走る。
上りでふらついたら轢き殺されてしまう。
危ないからひたすら自転車を押す。

ブラインドになったカーブが怖い。 山道での自転車なんて意識してない車が走ってくるから。

箱根駅伝で山の神と言われた柏原竜二はどんだけ凄いんだ!

いつのまにか中年サイクリストと合流みたいになって同じようなタイミングで押したり乗ったりした。
中年サイクリストは韓国から来たキムさんという人だった。
おじさんだが、僕よりも5歳も年下だった。 笑
足が痛いというと、キムさんはチューブに入った塗り薬を出して塗れという。
これがまたスースーしていい感じで効いた。
ありがとうキムさん。
彼はこれから富士山へ向かうという。

いろんな話

分岐点

太平洋自転車道の始まりはこんなに狭い。

ここからは一気に下る。
これでもかこれでもかと思うぐらい下る。
もうお腹一杯、御馳走様と言っても、わんこそばのように下りは続く。

そんな時サイクリストが上がってくる。
この先延々と上りが続くよ。きついだろうなあ。 頑張ってねと心で思う。


17時30分 三島駅そばの三島グリーンホテルに到着。
シャワーを浴びて街に出て夕食。
いい感じのビアガーデンがあって入口に行列が出来ている。
入りたいがパス。


僕らの箱根越えは約7時間掛かったのかな。
酷いタイムだ。

ネットで箱根峠を自転車でというのを調べていたが、
ママチャリの人が4時間ぐらい掛かったというのを
読んでいたのでそれぐらいかなあと思ってたらとんでもなかった。

上級者やトレーニングを積んだ人には参考にならないが、
思いつきで自転車で箱根越えなんて人には参考になるかも。
とにかく上りはきついし道も狭いのでくれぐれも気を付けてください。



7月27日 土曜日 晴れ

よく寝た。 6時起床。
足と手と肩は痛いが不思議とずっと痛かった腰痛が無い。

8時10分 ホテル出発。
三島の住宅街を沼津方面へ走る。
緩やかな下り坂が続いてウォーミングアップにはちょうどいい。

国道1号に出て、沼津市街を抜け、海岸沿いの道に出た。
(松林が続き海は見えない。)

やっと、牛丼すき家を見つけて朝食。
やっぱ左膝裏の外筋が痛い。

すき家を出て防風林の松林の中を抜けて海岸に出ると、
そこには防波堤を利用したサイクリングロードが延々と続いていた。

出発前

グーグルの地図でルート検索。
三鷹から箱根までは狛江辺りから世田谷通りを小田急線沿いに走り、
鶴川街道へ入り国道16号を渡り相模大野、
厚木と走り、「小田原厚木道路」の側道を走り大磯辺りで国道1号線に入る予定。

ここからはずっと東海道国道1号線を走ればいいやと思っていたら、
静岡県に入るとそうは簡単にいかない事が判った。
バイパスがたくさんあり、どれもが自転車の通行が出来なくて、旧道へ側道へ迂回するようだ。
めんどくさそうだなあ〜

地図はどうする?全行程の地図を買っていたら重くてしょうがない。
スマホがあれば楽だが二人ともガラ携の古い携帯。
しかも節約のためにネットへは繋げてない。メールだけだ。
どうせ自転車は昔の道しか走れないからもう使ってない古いマップル(地図本)から
必要な部分だけ切り取って持っていく事にする。

伊勢から大阪へ抜けるルートもどこを通ればいいか判らない。
25号線が一番楽そうだがダンプカーが多く荒んでいるようだからだめだ。
まあ地元の人に聞くか。

何にしても車が一番怖い。 遅くなってもなるべく自転車通行可の歩道があれば走ろう。

コンパクトなテントと軽量な寝袋も購入。
タイミング的に泊まれるキャンプ場は浜名湖弁天島の渚園ぐらい。
僕一人ならどこでも野宿出来るが娘もいっしょだからなあ〜
炊事道具は一切持っていかない。 
今の世の中、コンビニがどこでもあるから。

泊まりは安いライダーハウスとかゲストハウスかな。
一人だいたい2500円 ドミトリーだけど。

まあなんとかなるだろう。

自転車で東京から四国へ行ってみた
2013 夏 

宇津ノ谷トンネル入口





トンネルを出てしばらくすると歩道が無くなり自転車が走れなくなります。
僕らは最初の信号で右に渡りバイパス側道を走りました。
もしかするともう少し進めたかもしれません。

岡部川沿い208号を走ります。 まっすぐ道なりに行けば1号へ出ます。

藤枝市に入って力尽き、かみさんに電話して藤枝の安宿を探してもらう。

駅前の東横イン朝食付き 6980円 これでいこう。

藤枝駅前では楽しそうな夏祭りをしていた。

チェックイン20時。
持っていた菓子パンを水で流し込み、シャワーを浴びてすぐに眠りについた。



7月28日 日曜日 晴れ

9時にチェックアウト。

あれ?おかしい。

そろそろ調子が出てきてもよいのだが疲労が蓄積されて身体が重い。

やっぱ年かなあ〜。

このサイクリングロードは沼津ー富士 約20キロも続いている。

日差しを避けるところが無いが、平坦で車を気にせず走れるので気持ちが良い。
ただし向かい風がきつい。
(ここからは風が吹けばいつも向かい風となる・・)

サイクリングロードをどこまで走って国道に出ようか考えたが、
田子の浦港近くの最後まで走った。 11時頃。

田子の浦港を過ぎると自然に富士由比バイパスに出た。
ここは歩道が広く気持ち良く走れる。 

道の駅 富士の手前で歩道が無くなって、うむっ?となったが、
よく見ると行き止まりぎりぎりに抜け道があった。

冬の話

ここ数年、愛媛県西予市にある妻の実家へ帰ってなかったので
今年の夏は家族で行くことにした。

飛行機、電車、バス、車で帰るのも何だか味が無いので自転車で行こうと思いつく。
一人で行くつもりだったが、面白そう!と娘の麦も食いついてくる。
高校入学、学校生活、部活となったらどうなることやら。
まあいっしょに旅するなら高校1年の時しかないだろうなあ。

思いつきだったので自転車の旅はやっぱやめたと言えるように逃げ道を作ろうとしたが、
自分で自分の首を絞めるように周りに自転車で四国へ行くぞと吹聴したので逃げれなくなった。 

高校へ入った麦は陸上部へ入部。 自転車の旅への気持ちは変わらず部活は休むという。

ヤフオクで程度の良い杉村商店プログレッシブ (progressive)キャンピングバイクCPB-810を落札。
身長170cm以上のフレームサイズだが、
161cmの麦が楽に乗れるようにハンドルとサドルを目いっぱい寄せた。

元々のサドルは幅が狭く堅いので、普段乗り慣れてるママチャリのサドルに交換。
長距離になるとどうなるか判らないので念のため元々のサドルも持っていくことにする。

僕はずいぶん昔に買ったマウンテンバイクにフロント、リアキャリアを取り付け長旅に対応。

装備は揃ったが、肝心のエンジン(僕と麦)はどうかというと、甘く見ていてトレーニングはしていない。

麦は毎日の自転車通学と陸上部のトレーニング。 
僕は中学の時のサイクリングで静岡側から箱根を2度越えた
ことやなんやらでなんとかなるだろうと思っている。 

1日目2日目ときついが、3日目ぐらいからは身体が慣れて楽になるはずだ。
と高をくくっている。 さてどうなることやら。

妻の

古道具古賀

1 2 3 4

古道具 古賀
東京都小金井市関野町2−3−3
0120ー387−056
042−387−0567
 furudougukoga@yahoo.co.jp
東京都公安委員会 第308899403942

橋を渡っている時に煙が見えた。

今日は日曜日、もしかすると蒸気機関車が見えるかもしれない。

麦に言うとちょっと元気が出たようだ。

橋を渡って踏切を越えるとカンカンカンと警報機だ鳴り出したので、
自転車を停め遮断機が下りるのを見ていた。

すると汽笛を鳴らし煙を吐いてちょっと小さめの派手な色合いの蒸気機関車が通過した。
ラッキー見れたね!

目の前には牧ノ原台地が大きな壁となって行く手を阻んでいた。

金谷駅の手前からすでに上りが・・・

金谷扇町から473号へ入る。ひたすら牧ノ原台地の上を目指す。

押したり、坂が緩い所は乗ったり、ひたすら上る。

SLが走る大井川鐵道ホームページ

興津の先まで走れ、マックスバリュー近くで国道1号に出る。

静岡の街が近づくにつれ道が良くなり自転車可の歩道も広い。

ただし歩道は道の境目のたびに段差があり振動で手が痛く疲れる。

早い時間帯で静岡辺りで宿を探そうと思ったが、安くても2名8千円もする。
泊まるだけで8千円はきついなあ〜 身も心も弱ってますがここは走りましょう。

元気を出すため、大好きなモスかジョイフルを探す。
静岡駅を過ぎ、待望のモスバーガーを発見。
しっかり休息をとって宇津ノ谷トンネルを越えるぞ!
ちなみにスパイシーモスチーズバーガー、チキンテリヤキバーガーが好きです。
17時過ぎまで休む。

18時7分 宇津ノ谷トンネルに到着。
だらだらとした上り坂が続いたが走りきれた。 思っていたよりも楽でした。

元気な人はこの上にある旧宇津ノ谷トンネルを走ってもいいかもしれません。
僕らはいっぱいいっぱい。


今日は道の選択が難しい。

およそ島田から掛川の区間 国道1号は日坂バイパスとなり自転車は通行出来ないようだ。

みんなどうやって走り抜けているんだろう?

僕らは島田ー金谷ー菊川ー掛川と迂回する。

日陰で休憩

平坦な道で距離を稼ごう。

やじさんきたさん

富士川を超えるとすぐに歩道が無くなりバイパスは通れなくなりますが、
高架になったバイパスのすぐ脇下に側道があって走れます。

海岸沿いは防波堤の上を走れるし、
向かって右側は高架の日陰を由比の手前、
東名高速とバイパスが交差する川の手前まで走れます。
そこから東海道396号を少し走り由比宿へ入った。

ここは東海道五十三次 の16番目の宿場だ。
古い町並みはほとんど残ってないが、所々に面影はある。
13時17分

道の駅 富士からバイパスの歩道が復活して富士川を渡れる。

道の駅 富士川 12時11分着

11時半、やっとの思いで大平台駅に着き休憩。
二人ともへとへとだ。 こんなにも体力が無いんだと現実に気づく。

14時30分、まだまだ延々と続く上り坂に苦しめられてます。
元箱根まであと7キロくらいあると思う。
足はパンパンになってしまった。
自転車を押すのもきつい。

箱根を下ったら富士市ぐらいまで走っちゃおうなんて目論見は砕け、
今日は箱根を下ったすぐにある三島でストップだ。

宿探しには楽天トラベルの国内宿泊予約センター 電話050-2017-8989を使った。
オペレーターに相談すると一番安い宿を探してくれる。

今夜は三島グリーンホテルに泊まることになった。
二人で5千円。 安い。宿が決まって一安心。

15時15分 国道1号最高地点 874mに到着

由比宿を出るとすぐに国道396号に合流し、
そのままバイパスへ飲みこまれます。

自転車はバイパス手前で右側の歩道に移り、
行き止まりで歩行者信号で道を渡ります。

ここから名前がカッコイイ、
太平洋自転車道が始まります。

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9時45分 大井川に到着
島田辺りから金谷方面に381号へ入り、大井川橋を渡る。

トンネル手前の道の駅にて

芦ノ湖まではだいたい下りだが、そこからまた箱根峠までは上りがある。
うんざりする。 
芦ノ湖で休憩を取らず、押して上って「道の駅 箱根峠」で休憩。
ここから一気に箱根峠へ。 
なんて行けるはずもなく牛歩のごとく進み到着。
時間を見るのを忘れた。

東京ー地獄の箱根越え国道1号最高地点-沼津富士サイクリングロード富士川太平洋自転車道

宇津ノ谷トンネル島田から掛川区間の迂回路渥美半島へ田原豊橋自転車道鳥羽伊勢

ー国道165号(三重から奈良へ)ー大阪(柏原・松原・大阪南港フェリー乗り場)

ー愛媛県(東予・松山)ーしまなみ海道(今治ー尾道間)

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